ますいさんちの茶 益井園

川根本町は全国でも有数のお茶の産地。今回は青部駅近くの益井園さんにお邪魔しました。

園主の益井悦郎さんは、若い頃アメリカに農業留学をし、その後は海外協力隊でアフリカに渡り農業指導を行った後、川根に戻り独自に研究や試行錯誤を繰り返して「農薬不使用の益井農法」を確立しました。

世界で唯一、自分だけで苗の定植から加工販売まで一貫して行う「おひとり様茶園」。そこでシングルオリジンのお茶を生産しています。

今回は「みらい」という品種の煎茶と青茶(烏龍茶)と「かほり」の紅茶を頂きました。お茶請けは「3種の焼き芋」。秋ですね~

同じ茶葉なのに、製法が違うと味も香りも違います。煎茶と紅茶・烏龍茶の違いはざっくり言うと発酵させるかさせないかだそうです。どれも美味しい!

最近は東南アジアの方でも緑茶がブームだそう。ベトナムはお茶の一大生産地で台湾などへの輸出が盛ん。タイではペットボトルの緑茶が良く売れていて、そのペットボトルには「静岡」の名前が書かれている。静岡産のお茶は有名ブランドとなっているそうです。益井さんの「茶話」はまさにグローバル。

80年代に放映されて大ヒットし、その後68か国で放映されたドラマ「おしん」のモデルとなった女性の1人「丸山おしん」は川根出身。彼女が耕作していた茶園が近所にあるのですが、40年程前に御前崎の娘さんのところへ転居、茶畑は荒れるままだったそうです。益井さんは地主さんの許可を得て、現在この茶畑の再生に取り組んでいるそうです。

ちなみに今回一緒に行ったベトナムからの留学生によると、ベトナムでは「おしん」の名前が独り歩きして今はヘルパーさんのことを「oshin」と言うそうです。これには益井さんもびっくり!

今回は雨で茶畑を見ることはできませんでしたが、お茶の香りに包まれて、目をキラキラさせながらお話しをしてくださる益井さんと一緒に美味しいお茶を味わって、楽しく癒されたひとときでした。

 

詳しい情報は下記URLから

Shizuoka Tea With : https://exploreshizuoka.com/mt-fuji-travel/explore/?tex_what_to_do_category=shizuoka-green-tea-with

 

Visit Suruga:Suruga:https://www.visit-suruga.com/

 

お問い合わせは地域振興交流協会まで https://lns-nihon.jp/en

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

次の記事

Teh Masui Masuien