静岡県について
静岡県について
静岡県は日本本州のほぼ中央に位置し、東京と京都を結ぶ東海道の往来により、さまざまな文化や風習がもたらされてきました。また、温暖な気候や豊かな自然環境に恵まれて農林漁業も栄え、同じ県でありながら地域ごとに生活様式が独特であるのも特徴です。商工業では、かつて徳川家康公が浅間神社の造営のために職人を国中から集めたことから「ものづくり」を中心として発展し、今日でも自動車やプラモデル、ひな人形等、ものづくり文化は受け継がれています。
人口 | 約360万人 |
---|---|
県庁所在地 | 静岡市 |
特産品 | お茶、みかん、わさび、しらす、サクラエビなど |
新幹線停止駅 | 熱海駅、三島駅、新富士駅、静岡駅、掛川駅、浜松駅 |
静岡県へのアクセス
静岡県の産業について
静岡県は、中部、西部、東部、伊豆地区と大きく4つに分かれ、中部は商業、西部は産業、東部は工業、伊豆は観光が盛んです。その昔、徳川家康公が浅間神社造営のために江戸より職人を呼び寄せて以来、静岡県は職人文化が栄えてきましたので、現在でも「ものづくり」の地域として知られています。
中部エリアで有名なのは、かつての伝統工芸から発展したといわれている「プラモデル」で、静岡県にはバンダイ、タミヤ、ハセガワをはじめ、大小数多くのプラモデルメーカーが存在します。もちろん、出荷額は日本一!その他、ひな人形職人等もかつての工芸職人からの派生だといわれています。
西部地区では、スズキやヤマハ発動機等、日本を代表する企業が肩を並べ、トヨタグループ創始者の豊田佐吉やHondaの創始者、本田宗一郎も静岡県生まれです。また、ヤマハ、KAWAI、ローランド等、日本を代表する楽器メーカーも所在し、西部地区の浜松市は音楽の街として知られています。
農業については、お茶、わさび、みかん、温室メロンが日本一で、特にわさびの栽培方法は、「世界農業遺産」として登録もされています。また、漁業については、マグロ、カツオ、サクラエビの漁獲量が日本一に挙げられています。